『老後2,000万円』を、ちゃんと議論するために知っておいてほしいこと。

こんにちは。

今日は夕方から地元の友人たちと東京の銀座で飲み会に行ってきます。もう30年くらいの付き合いとは、時がたつのは早いものです。週明けの仕事を前に英気を養ってきます。



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(いつも応援のクリック、ありがとうございます。老後2,000万円必要な例の話)

悲しいくらい世間を騒がせている『老後2,000万円必要』の話題。置かれた立場や、それまでに払った保険料、寿命などについて考えもせず、騒いでいる方々が不憫でなりません。このネット時代になれば見ている方も多いと思いますが、立憲民主党の蓮舫参議院議員が毎日、何回も、しつこくツイートしています。

話は逸れますが、Twitterで世の中の動きを追いかけることは本当に勉強になります。政治家が個人の発言をバンバン言える言論空間なので、テレビ、新聞、ネット番組でも話題にならないことが知れます。それら全ての情報がないと、自分なりの考えなど持てるはずもありません。

一方、FXについて書いている方々のツイートは、一人残らず面白い人がいません。同じことを繰り返し繰り返し言っているだけで、そこだけ時間が止まった感じがします。あと、みんな同じこと言います。だから、フォローするなら信頼できる方一人で良いのでは?というのが率直な感想です。

 

社労士があなたに贈る、老後2,000万円を冷静に見つめるヒント。

私は30代で、まだ自分が納める厚生年金保険料の総額が決まったわけではありません。だから概算で話しをします。20代前半は給料が安いですし、これから先はある程度上がっていくでしょう。それを平均した時、毎月の給与から引かれる厚生年金保険料は37,000円~40,000円程度になるはずです(標準報酬月額表を参照)。

厚生年金保険料の場合は、事業主がさらに同額を拠出するため、最大で毎月80,000円の厚生年金保険料を納付していることになります。ここからが重要な算数です!一年は12か月、65歳までの定年・再雇用を考えると大卒で43年働くことになります。つまり…

80,000円×12か月×43年=41,280,000円

これが、私が生涯に納付する厚生年金保険料です。では、ここから金融庁が発表した95歳まで生きるとしましょう(95歳ってのも、相当なご長寿ですが)。日本は貯蓄型ではなく、現役世代が今の高齢者を支えているので、一概に言えませんが、『元を取りたい!』という考えの人々が騒いでいるので今回はこのような計算で出します。そもそも、払った以上のリターンなどあるはずないですから。

41,280,000円÷30年÷12か月=114,666円

仮に日本人の平均寿命(男性81歳、女性87歳)の間を取って85歳とした場合、172,000円です。実際、現在の平均的な受給額も概ね同じなので、払った分が戻ってくるのと、そんなに大差ないことが分かります。

なお、私は30代の平均所得より給与が高くてこの程度の予定です。この額を見たら、誰だって足りませんよ。高齢になれば、食は細くなり住宅ローンが払い終わります。逆に通院などで発生する費用が格段に増えることでしょう。

現実は人それぞれですが、誰にでも共通するのは『受け取れる年金額が各人ごとに決まっている』ことです。人は現実を直視したくない生き物なので気持ちは分かりますが、せめて年金くらいは直視しましょう。それがスタートです。

この件については、年金制度改革に携わった数量政策学者の高橋洋一先生が、非常に単純明快に解説してくれています。無から有が生まれるわけないのです。まさに高橋先生の言う通り、年金額に不満があるなら解決策は簡単で『保険料を何倍にもすれば良い』だけの話です。それには不満なのでしょう?我儘ですよね。

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